人気アニメの続編にまさかのリメイク作品、大作ものなどなど、放送開始前からトピック満載の2022年秋クールアニメ。
果たしてアキバ総研ユーザーは、どの作品に注目しているのか……? ということで、9月7日~21日にかけて「来期は何を観る!? 観たい2022秋アニメ人気投票」が実施された。
その結果は、アキバ総研らしい尖ったものとなった。
1位 新米錬金術師の店舗経営 85票
2位 夫婦以上、恋人未満。 77票
3位 ヤマノススメ Next Summit 49票
4位 チェンソーマン 43票
5位 不徳のギルド 35票
6位 SPY×FAMILY(第2期) 34票
6位 令和のデ・ジ・キャラット 34票
8位 おばけずかん!(第2シリーズ) 32票
9位 機動戦士ガンダム 水星の魔女 31票
10位 うる星やつら 24票
なんと1位は(失礼!)、ライトノベル原作のファンタジーアニメ「新米錬金術師の店舗経営」だった。
新米錬金術師・サラサを中心に、魅力的な女性キャラが多数登場。
高尾奏音さん、木野日菜さん、大西沙織さん、諏訪ななかさんなど、人気の女性声優がヒロインたちを演じるということで、目も耳も至福の時間が堪能できそうな予感だ。
ストーリーも、近年は異世界転生ものに押され気味な純ファンタジーものということで、ノーチェックだったという方は、この機会にぜひ視聴していただきたい!
2位は「夫婦以上、恋人未満。」。
高校の授業の一環で、疑似的な夫婦として生活することになった主人公・薬院次郎と渡辺星。2人は、それぞれの片思いの相手とペアを組むために、成績上位者に与えられるペア交換の権利を得るべく日夜奮闘することに……。という一風変わった設定のラブコメ作品だ。
このあらすじを読むだけで、間違いなくドキドキで、ハラハラな男女の機微が描かれることが予想される。
心の潤いを求めている方は、観て損はないはず!
3位は、久々の新シリーズとなる「ヤマノススメ Next Summit」。
ご存じ人気の登山アニメ「ヤマノススメ」、4年ぶりとなる待望の第4シーズンだ。
今回で、ついに30分枠アニメに大出世! これまでは各エピソードがコンパクトにまとまっていた「ヤマノススメ」だが(それはそれでテンポがよかったよ!)、今シリーズではたっぷり、じっくりあおい達の日常と登山風景が描かれることだろう。
そのほか、秋クールには破竹の勢いの「ジャンプ系アニメ」が今回も複数ランクイン。
代表は4位の、2022年下半期の大本命「チェンソーマン」!
グロとハードなアクション、そしてテンポのいいキャラクターのかけあいが人気となり、かねてよりアニメ化が熱望されていた本作が、MAPPAの制作で映像化!
日々発表される番組情報からも、アニメ製作サイドの「本気」がうかがえる。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」に続く、ジャンプ系アクション作品ということで、注目を集める本作。放送が待ち遠しい!
5位「不徳のギルド」は、コンプライアンス厳しいこのご時世において、積極的にラッキースケベとエロハプニング満載の挑戦的なファンタジーアニメだ。
10代を修行と実践に費やしてしまった優秀なガード(魔物を倒す職業)のキクル。彼はが失った青春を取り戻すべく、ガードを引退しリア充を目指そうとするが、周囲は彼を引き留めようと奮闘。新人の女子ガードたちも多数登場し、キクルは遅咲きの青春を楽しむようになる……という内容だ。
原作コミックで描かれた、あんなシーンやこんなシーンがどのように映像化されるのか……楽しみである。ムフフ。
6位の「SPY×FAMILY(第2期)」は、もはや説明不要のヒット作。「チェンソーマン」と同じく「ジャンプ+」連載作品だ。
第1期は、フォージャー家の絆が深まる様とアーニャの学校での奮闘を中心に描かれていたが、第2期では父親にしてスパイのロイドを中心に、戦争の危機をいかに回避するかが描かれるエキサイティングな内容になる模様。
同票で6位にランクインした「令和のデ・ジ・キャラット」は、今年24周年を迎える「デ・ジ・キャラット」記念作品だ。
「24」は、ヒロイン・でじこの口癖「にょ」にちなんだものだそうだ。1990年代末に登場し、2000年代のオタクカルチャーをけん引したでじこたちが、復活するということで、当時を知るファンも多いのだろう。懐かしくて、新しい「デ・ジ・キャラット」に注目だ。
8位「おばけずかん!(第2シリーズ)」は、およそ1年半ぶりの新シリーズとなる、童話原作のキッズアニメ。
今回もさまざまなおばけが登場し、その特性や対処法を教えてくれることだろう。第2シリーズより、釘宮理恵さん演じるミーニャンも登場する予定だ。
9位は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。
本作は7年ぶりとなる「ガンダム」TVシリーズの新作だ。シリーズ初の女性主人公、学園が舞台、主題歌がYOASOBIなどトピック満載の本作は、「若者をターゲットにしたガンダム」として企画されたとのこと。
そのコンセプトが、いかに作品に反映されているのか非常に楽しみである。
10位の「うる星やつら」は、2000年代のオタクカルチャーを代表する「令和のデ・ジ・キャラット」に対し、1980年代のオタクカルチャーをけん引したヒロイン・ラムを生み出した歴史的ヒット作。
そのリブート作品だ。
今回は「原作コミック」のアニメ化ということで、旧アニメシリーズとはひと味違う「うる星やつら」が観れるはず。
主演クラスの声優が一堂に会し、サブキャラクターに至るまで豪華な布陣となっているのも驚きだ。すでに面白さは保証済み!と言わんばかりの本作は、秋アニメの大本命である。
というわけで、まさに豊作の秋といった2022年秋クール。皆さんの期待のアニメは何位だっただろうか?
11位以下については、下記の投票結果ページでご確認を!