【TGS2018】ケイン・コスギ eスポーツへの思い語る。「ゲームもスポーツだと思ってやっています」

2018年9月20~22日にかけて開催された「東京ゲームショウ2018」(TGS2018)。その会場にて行われた、ゲーミングチェアメーカー「AKRacing」ブースのステージイベントに、俳優のケイン・コスギさんが登壇し、自身のeスポーツへの思いを明かした。

ケインさんは、最近オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」のゲーム配信を開始したことで話題になっているほどのゲーム好き。ゲームミングチェアはAKRacingの製品を愛用しており、8月には同社のオフィシャルアンバサダーにも就任。CMにも出演している。

 

 

さわやかに登場したケインさんは、最近のゲームへの取り組みについて熱く語る

ステージでMCから自身のゲーム歴について問われると「アメリカにいたときにアタリ(Atari 2600)から始めて、ずっとやっています。日本に来てからは格闘ゲームとか、いろいろやっています」と語った。

現在熱心にプレイしている「リーグ・オブ・レジェンド」では、最初、通信の音声をわざと高くして素性を隠していたが、テクニックなどの情報交換のために配信を決意したそうだ。実際に「『こうしたほうがいいよ』とか『こういうアイテムがあったほうが楽だよ』って言われる」と、ゲーム上達の助けになっていると明かした。

また、格闘ゲームは自身のアクションの参考にしたこともあるそうで、「『ストリートファイター』や『バーチャファイター』のコンビネーションを見て、その動きを真似してみたことはあります」と回想した。そして、ストリートファイターシリーズの定番必殺技「竜巻旋風脚 (たつまきせんぷうきゃく)」を自己流にアレンジした蹴りを披露すると、観客から歓声が上がった。

 

現実で実現可能なようにアレンジした「竜巻旋風脚」に来場者は喝采を送る

スポーツと同じく、ゲームでもケインさんは負けず嫌いだそうで、「自分はゲームもスポーツだと思ってやっています」と語る。実際にプロゲーマーに会ったときに、ケインさんは感心したそうで、「プロの方は必ずトレーニングをして、集中力を持続させています。体を動かすと集中力がアップするんです」と、ゲームをプレイする際のトレーニングの重要性をアピール。プロゲームのチームになると専属のトレーナーがついているチームもあると説明した。

 

 

 

 

ゲームの合間にストレッチすることで、集中力アップや疲労回復などが期待できるそう

「意外とインドア派」だというケインさんは、「仕事以外のトレーニングも室内でやりますし、それ以外の時間はゲームをやっています」とコメント。ゲームプレイ中に実践しているという、集中力を持続させるストレッチなどを来場者に指導し、「もっともっと真剣にゲームをやっていきたい。ゲーマーとしても強くなりたい」と今後の展望を語った。

AKRacingのブース担当者によると、年々ゲーミングチェアの需要は伸びており、さまざまなメーカーがプロゲーマーやプロゲームチームにチェアを提供しているとのこと。担当者は「弊社でもプロゲームチームにチェアを提供しています。弊社の製品は長時間プレイでの快適さを重視しており、eスポーツには最適な製品となっています」と話した。

(斎藤雅道)